2017にむけて

 今年もあと一日となり、2016は何を出来たか、振り返っている。7月の伊良原学園での星空観察会と木工ワークショップ、11月のものづくりDAYがイベントとしてあった。イベントするにあたっては、一人では出来ないので、地域の方や工房に日頃から来てくれている方、技術科の教師、木工関係の方、教え子に協力をしてもらった。ほとんどボランティアとして関わってもらった感謝するしかない。あまり迷惑も掛けられないので、来年は形を変えたものをと今は考えている。私にすれば、地域のいろいろな方に知り合えて協力をしてもらえる関係が出来たかことは財産となった。まだまだ、京築地域のものづくり人の方々とのつながりをつくり、何らかの形で紹介できるようにしていきたいと考えている。また、小中学生にものづくりのスペースや機会を提供できるように工夫していきたいと考えている。アイデアはでてくるのだが、実現しようとすると資金面や規模の問題など壁にぶつかる。焦らないで数年先を目指していくようにと心がけている。来年59歳のわたしにとっては70歳までの動ける間の10年しかないという気がする。

 今年は10月に苅田エコデンカーレースに出場を果たすことが出来た。高校生や中学生がチームものづくり工房に参加してくれたことが励みにもなった。是非とも来年も出場をめざしていきたい。この取り組みの中で、地域に住むエコデンカーに取り組む青年に出会えたことは本当に助けられた。また、彼のものづくりへのこだわりなど今後も繋がっていきたい。

 4月から中学校2校に非常勤講師として関わるようになった。8月には下関市の私立中学校にも技術科の臨時講師として一月間だけ関わるようになった。ものづくりに関わる教科である技術科に関わりながら、工房活動ともリンクしながら、新しい展開が見えてきている。来年度も非常勤講師の誘いがあれば技術科教師として中学生に関わっていくようにしたい。

 フリーでいろいろできる事を生かして、もう少し自由な発想で来年何か出来ないか考えている。今年は、星空観察会、ミニ四駆大会など実施できた。大工さんやものづくりの現場で関わっている人とのコラボで何か出来ないか、学校ともつながってなど、まだまだ楽しく考えていこうと思っています。わくわく感が大切です。今、検討しているものは、プロジェクション・マッピングやアルディーノなどのマイコンを使った音と光の制御で何か出来ないか模索しています。もちろん星空観察会やミニ四駆大会ももっとワクワク感をとも。あと、頑張っても10年くらいですので頑張りがいがあります。

 工房の日頃の活動については今までの教室を継続しながら、新しいものも取り入れて中高生がもっと工房に来てもらえるような取り組みをつくろうとも考えています。

出来ないことの方が多いのですが、一つ出来ればいいくらいの気持ちで、年相応に自分のスピードでいきます。

2016-12-30 | カテゴリー : 工房 | 投稿者 : admin

あしからずです。

  北九州市内の私立高校の校長を長く勤め現在は退職をされて、インドやインドネシアなどの仏教寺院などを旅している方と、現役時代から懇意にさせて貰っている。昨日工房に来てくれていろいろと話をした。時期的に来年度の学校体制のことなども話したが、公立中学校に限らず、私立中学校でも教員の確保が厳しい状況にあるようだ。臨時講師でまかなうことが求められる教科が増えてきていることも一つの要因で、臨時講師は数校を掛け持ちで教えると言ったことが当たり前になっている。かたや、正式教員は、教員不足の中、分掌の割り振りが増え、事務的仕事や研修出張がふえることになる。学校現場に腰を据えて子どもたちと向き合う場面が少なくなっている教師が少なくならざるをえない状況だと言える。子どもたちと向き合える時間が本当に持てるのが、中学校では部活動の中だけなのかもなどと感じてしまう。部活動に生きがいをもつ教師が増えるのは当然の結果だなのかもしれない。土日もなく子どもたちと向き合える場がそこにはあるのだから、教師という理想に向き合っていこうとする場合には、理想の空間かもしれない。部活動は良くも悪くも顧問教師の裁量が思う存分出せる場なのだと思う。

 正規の教員不足を補う手立てとしての臨時教師の役目はこれから5年から10年は、質的にも量的にも問題になってくる。50代教師が大量に退職していく中、若い教師が少なくなり、その一方で教師のなり手が減少している。ここ10年間を学校現場は、臨時教員でなんとか乗り切るという作戦しか立てて切れていない気がする。私自身、臨時教師として働くようになって、臨時教師のあり方についてその立場から考えることが出来るようになった。元校長先生ともその話題について話をしたが、なかなかいろいろな面で厳しい状況のようだ。特に中学校の技術科の教員の不足は深刻でもある。わたしのような者にも臨時教師の話がくるぐらいで、地域をみても、大学院生、大学生、工業高校の元教師、美術科の教師、退職した年輩の教師と、よく言えば各層、各組織から派遣されている形だ。1週間に1時間が基本の教科であるという授業時間数が少ない教科なので雇用形態も難しい現状がある。技術科教員は教科を超えて、他の教科も教えることが求められてきていて、技術科と社会科、数学科、理科、美術科などを教えるといった形態も増えている。(そのことが教育の質を落としているかというとなんとも言えないといのも現実の話だが。)建前から言えばおかしいことではある。

 技術科についてみてみると、学習する内容については臨時教師の授業は概してものづくり、特にキット品を製作する授業になることが多い。キット品の良いところは、作業の流れや製作手順が明確になっていて、作業準備をする時間が持ちにくい臨時教師にとっては必需品でもある。他教科の免許しかもっていない教師が技術科を教える場合は、臨時免許といった形で教えるわけであるが、免許をもらうといってもただ内容的に事前に技術科についての研修があるわけではないので、どうしてもキット品にとなる。そのことが悪いというわけでなく、キット品は教材会社が長年、大学教授と共同で開発してきた内容に精選されてきたものもあり、授業で使うには良いものや、面白い教材になり得る。

時間数が少ない中で、行われる技術科の授業では、何を製作したかとか、何を題材に授業を進めているかが教師間ではよく話される。卒業した生徒も、技術の時間は、「木工で椅子を作ったね、防災ラジオ製作した、野菜を作った」ということが良く話題になる。一般にはそういった教科であり、少しでも記憶に残っていることはありがたいことでもある。ただ、授業をする側にとっては、何を作ったか、作らせたか、ということだけでなく、どんな力をつけることが出来たかが問われる。一方で授業研究が進み、最近は言語力能力やアクティブラーニングの研究が取り入れられてきている。こんなことを言うと自分の首を絞めることになるが、臨時教師がそういった研修を受ける時間はない、もしあっても自主研修であり、学校間を飛び交って授業している場合にはそんな時間は持ちにくい。ということは、臨時教師は一時代前の教育をしていることになるのかもしれない。ただそれだから、学校現場では遅れているかという意識はない、なぜなら、正規の職員たちはもっと時間に追われてそれどころではないというのも現状に近いと言えるからだ。文科省が現場に下ろしてくる施策は、各教育委員会や各教育事務所から、下ろされてくる。その事務所に配属されている教師たちが、現場に教育内容を伝え変えていく役目に担うことになっている。この人たちは数年で現場にもどり管理職となってその任務も遂行することになる。だが現実は次から次と施策が文科省が下ろされ、もう前の施策は古い施策としてお蔵入りしているか、一昔前のものとして棚に飾られる。現場の教師はその対応に振り回されるか、振り回されないようにするかなのが現状になってきている。

 授業に今年、久しぶりに行って思ったのだが救われるべき学力的に厳しい生徒たちをどのくらい手をさしのべる教育ができたかというのは疑問が残る。1学期の評価で『1』がついた生徒が2学期は『2』になるようなどのような手立てが出来たのか、本来はそこが問われるべきものだが、難しい。そこがなかなか出来ないことを教師は知っている。特別支援教育は障害を持ている子どもだけの者でなくて、最近は全ての子どもに必要な関わり方を表現する文言になっているように感じる。保護者は我が子には特別な配慮をかけて欲しがるもので、本来はそれが当たり前に出来ていたのかもしれない。

 技術科だけの教育に関わることでなく全ての教科に関わることなのだろうが、出来ない生徒たちにどう関わり、出来るようにしていくか、実技教科といわれる教科はそれが眼に見える分、よく問われる。教師の力量ということばが言われるが、実はこのことばもいろいろな側面があり、とらえ方で異なってくる。このことについてはまた日をかえて書きたいと思う。力量がある先生と言われていてもオールマイティーな教師はほぼいないのが現状だといえる。教師の力量って何ということを考えさせられる場面は沢山あるが、そんなことを同僚と話し合える時間も飲み会くらいしかなくなってきているのではないかと思える。

とりとめのない文章になってしまったが、技術科という教科から今の教育の現状を雑多に書いたものになってしまいました。これからの5年、中学校現場は、文科省、教育委員会、現場、保護者、教師、教育内容、教職員研修、主幹主事の問題、管理職不足、給与、財政面、労働条件面など様々な内部の問題が問われる事になり、また次の5年を迎えることになる。その先には50代の極めて少ない職場が待っている。一方でマスコミが取り上げるいじめ問題、部活動などの課題もあり、学校現場はいろいろんな面で剣が峰のような気がする。来年どこで非常勤講師をするのか、まだわからないが、教育現場にかかわることになって、どうしても教育については思いを書くことは避けられない。時にこうやって今後もとりとめなく雑多に書きたくなる事があると思います。あしからずです。

高校生のものづくり

 自作ナイフの鞘を自作に高校生がきました。黒檀とサティーネ材を使い、彫刻刀できれいな鞘を製作。雨の中を自転車で帰っていきました。本当にものづくりの好きなサッカー少年です。

冬休みに入って高校生や小中学生が工房でものづくりに来ています。ワークショップとは別に、レンタル工房は学生は一日500円です。

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技術科の大先輩が工房に

午前中プログラム教室に1家族、門松づくりに2家族、静岡と広島から技術科教師の大先輩の方々が工房に。小学6年生の女の子、糸鋸作業で危うく親指をさっくり。怪我はやはり怖い。

プログラム教室では2月にパソコン入力コンクールを工房で実施する予定で、中学生のお兄さんが2時間、入力に取り組みました。小学生はCODEでプログラム学習、すいすいと進んでいきます。

良いことばかりではないが悪いことばかりでもない。今はまだ人生を語らずって気分です。

 Facebookについては、ちょうど一年になる本日をもってアカウントを閉じました。Facebookで多くの方と知り合え、実際に出会うことが出来た方も本日の中村先生や鈴木先生を始めとして多くの方に出会うことができました。工房活動にいろいろな面でfacebookの活動は生かされたと感じています。出会えた方、知り合えた方々に感謝申し上げます。自分自身のためには、ブログでの工房活動の発信という形が似合っていると思い閉じることに致しました。もし、ブログを引き続いて見て頂けるFacebookつながりの方がおられましたら、こちらも宜しくおねがいします。一年間本当にお世話にました。

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2016-12-24 | カテゴリー : 工房 | 投稿者 : admin

人の幸せって

 行橋市内のご夫妻のもとにインコ小屋を持って行きました。 依頼を受けてから、一月以上立ってしまっているの、ご夫妻の感謝の言葉を何度も何度も言われ、インコたちを大切に育ている姿をみていると、人の幸せって何だろうって、考えさせられてしまいました。

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 吉田拓郎の首都圏ライブがNHKで放映される。70歳の彼がどうのような姿で歌うのか楽しみです。『夕陽と少年』拓郎の歌詞ではないが、50代を過ぎてからの彼の新たな境地を歌った歌だと思う。今日のご夫妻の笑顔と拓郎の歌に出会えた事に感謝しながら、明日のプログラム教室(午前中)と午後からの正月飾りづくりのワークショップの準備を夕方6時しています。そして明日、静岡と広島から来てくれる技術科の大先輩方との出会いを心待ちにして、夜のNHKの拓郎を見ます。