放送後の反響

 今日は朝から小倉の木工所跡に行き、木工機械をもらい受けました。新聞をみて工房の活動に賛同されて、ものづくりにぜひ生かして置いて下さいと電話を頂きました。超仕上げかんな、大型ボール盤、スライド丸鋸で、木工所で5年前まで使用していたもので手入れがされていました。超仕上げかんなは気持ちよく鉋屑が飛び出します。本当にありがとうございます。そのまま小倉から、工房にも来て頂きました。

 工房に戻ると、豊前市から工房を持っておられる方が2名こられて工作機械を軽トラからおろす作業を手伝って頂きました。突然ですいませんでした。工作機械をくれた方が工房を見たいということで小倉からきてくれたので、工作機械の使い方や刃物の調整の仕方などを聞きました。写真を趣味でやられていて小倉の自宅は額縁に入った写真がはり巡らされていました。工房で額縁の作り方を教えてくれるようにお願いしました。

 午後からは大分の宇佐市から木工教室の講師をされている方が、工房見学にきてくれました。20名近い生徒を抱えて少ない工作機械の中で奮闘されていて、木工以外にも家族の事や現役時代の仕事(電気通信関係)など2時間近く話し、今後も交流していくことを確認しました。

 佐賀県の基山からも連絡があり木工を退職後やっている方から、工房に今度行きたいと嬉しいメールです。

 昨日は小倉から4才と3才の男の子が両親ときました。「テレビで工具が並んでいるのをみて行きたいと子どもがいうので」というお赤さんの電話。実際に会ってみて、分かりました。特にお兄ちゃんは工具フェチで工具をまじまじと眺めていました。つくるより工具に関心が強いとはこの年齢では珍しいです。次回は期待に応えられるような4才でも安心して使える工具を使ったものづくりを考えなくては。技術科教師魂を復活して考えよう。

 ここの工房にくればものづくりについてのテクニックや機械についての情報や操作法、各地のものづくり教室やフェアの情報などがわかる。そういったものづくりの発信の場所にもなる事も夢のひとつです。

 

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2014-08-31 | カテゴリー : 工房 | 投稿者 : admin

工房の生中継(その2)

朝5時45分の工房着から慌ただしく過ぎた生中継の朝バージョン。NHKスタッフが工房を後にしたのは9時前でした。地域の方や手伝ってくれた先生方、応援の電話やメールを下さった方々、本当にありがございました。8月は新聞報道から思わぬ方向に話が進み、落ち着く時がないといった感じでした。ただ、工房に様々な立場や年齢の方が来て下さり、工房の活動をどういう方向性にするかを見つめ直すことができました。

 技術科という教科を教えてきた事を生かせるスタンス。広く浅く、より少しでも深く。そこを生かしながら、ものづくりを通して交流の場としての工房。

 工房で作ったものや他のものづくりの方と連携して、ものづくり市を工房で定期的に行う、ものづくりの発信の場としての工房。

 体験教室などを通してものづくりの楽しさや達成感をひろめていく場としての工房。

 

 【具体的な活動について検討課題】  ①会費制を導入します。一日利用コース。月利用コース。半年利用コース。年間利用コース。ご意見があればメール下さい。9月上旬には決定しアップします。また、工房でもご意見下さい。

②工房の使用割と工作機械  事前に予約を電話やネットでとり工作機械の使用時間が重ならないようにします。また、工房の別室を年内に手づくりして教室用の部屋を作る計画です。(ただし時間的余裕があればです。)万が一のケガに対応できる保険加入や設備の導入。(高年齢の方が思いの外、多く訪れAEDがいるかな?)

 

まあともかく、教員ぽく考えすぐないようにして、ぼちぼち行くように心がけます。書類を提出する必要がないのですから。報告書は書かなくてよいのですから。今日の放送で言えなかった事を書かせてもらいました。

工房の生中継(その1)

明日の朝は7時20分頃から生中継です。トンボ玉づくりと工房の全体の様子が中継されます。今晩の放送のお手伝いをして頂いた地域の方、先生方、今日はありがとうございました。反響が楽しみです。

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手づくりの感動

 

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Kさんのテレビボード完成 

水性ニス2回塗り(チーク色) 2014.8.27

既製品という言葉はよく考えられた言葉だ。すでに出来上がっている品物。既製品はだれかが作ったものなのです。ピアノを自分では作れる人は少ない。自動車、テレビ、様々なものも我々は既製品として、商品として購入している。手づくりではできないものの方が多い。

衣・食・住 どれをとっても手づくりにこだわれば、こだわれる。しかしこだわるには時間と労力を厭わない心が必要になる。既製品、そこにはものづくりを生業とする人たちの力を必要とし、その品物を手に入れる代価としてお金を支払う。その代わりに、手づくりする事で奪われる時間と労力を手に入れることが出来る。そこで生まれる時間を様々な形で現代人は活用してきた。ここ50年で生活は大きく変わり、手づくりするものはほとんどなくなりつつある。有り余る時間をレジャーやスポーツや趣味に使えるようになった。家事・育児に取られていた時間もかなり軽減してきた。そして今、その有り余る時間の使い方までも既製品で賄うようにさせられて来ている。LINE、UFJ、なんとか教室、ガイドブック、マニュアル本、・・・・。

家を建てる材料を譲り受け、自分でつくりあげた手づくり品のテレビボード。 人は今、人生で手づくり品をいくつ作るのだろうか。いくつ作ろうとどうなるものでもない。そうかもしれない。いやそうではない。時間と労力を使い作りあげる手づくり品には既製品にないものがある。手づくりする事で何かが変わる。そう信じたい。そう信じて「ものづくり工房 技術室」はある。自分でつくることをサポートすることにこだわりたい。手づくりしたものが完成した時の顔を幸いに、何人と見て来た経験からそう思うようになった。そして今回、大人の喜ぶ顔はさらによいと感じ、その思いはより強くなった。

 

人生いろいろ

 朝日新聞の京築版に続き、北九州市版に工房がおととい紹介されました。工房を見学に訪れてくれた方は50人近くにもなりました。遠くは門司から豊前市から来て下さいました。「こんな場所があるとものづくりできるんですよ」「テーブルソーが使えるだけでいいから利用させてもらいます」といった方など様々です。レンタル工房の利用者は現在3名になりました。工房のあり方も会員制や月会員制や年会員制など検討してもよいと感じています。
 いずれにしても消耗品と刃物交換費用と光熱費は工房の維持費としては必要になります。どんな形態でいくかは利用される方と相談して決めて行きたいと思います。利用者が使いやすく工房が維持できることが大切になると思います。工房に来られる方同士の交流もあり、自分の考えていた工房活動とは良い意味で違ってきました。ただ、たくさんの方が一気に訪れたためにこちらは少し疲れてしまいました。早く落ち着いて地道な工房活動になるといいです。
 この間に来られた方は60才台の方が中心でしたが70才後半の方、最高齢は80才の高校の教師を現役時代にがんばってこられた方もいました。今日は70才の元教員の女性から教室に参加したいとの電話がありました。20代後半の医学療法士の方や赤ちゃんを抱いた夫婦などさまざな方がこられ時間が許す限りお話を聞かせて頂きました。人生の過ごし方はいろいろです。教員として人と接して来た時も人生いろいろと感じましたが、また別の感じ方がそこにはありました。
 工房のあり方をどうするのか、どんな方向性をもつのか、訪れた方との会話はヒントと発想の転換をくれます。今日Kさんがテレビ台の塗装を終えて完成しました。彼が完成した時に作品を眺めている顔はなんとも言えない達成感の顔でした。ものづくりの喜びは大げさに言えば人間観を変えてくれます。新聞をみた小倉の方から電話があり、昨年木工所を閉鎖して木工機械(超仕上げかんなやラジアルボール盤など)を無料であげるから取りに来ませんかと言ってくれました。ものづくり工房でものづくりをされるのであればぜひ使って欲しいというものでした。来週貰い受けに行きその方の人生の話もきかせてもらいにいきたいと思っています。
 久しぶり工房で静かな日を過ごせた今日一日、ものづくり工房の今後に想いをはせていました。

2014-08-27 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : admin