授業を創る

 構想→設計→設計図作成→材料の検討→2,000円以内の材料費の抑える工夫→製作工程の確認→製作 

 4月から翌年3月までの1年間、週1時間の技術科授業で年間35時間。試作品の小さなボックスの製作を通して学んだ経験を本番の製作に活かしていきます。

 35時間の最後の授業で完成した作品とともに記念撮影しました。中学1年生2クラス、それぞれの想いが形になっています。自分で家族で使ったり、おじいちゃんやおばあちゃんにプレゼント品として作ったりとその使い方もいろいろです。

 大人であれば1日あれば出来上がる作品ですが、作品が出来上がるまでには道具の使い方から材料の強度、設計図の書き方など、ものづくりの基礎的学習が散り込められています。技術科授業でおこなう学習内容が単にイベント的なものづくりとは違う点がそこにはあります。1日でのイベントのものづくりも別の意味があります。中学校の技術科という教科での内容は、他の教科の授業と同じように、これからを生きていく子どのたちに夢や目標を与えることが出来る教科です。しかも、ものづくりという視点を基調に据えている義務教育では希な教科です。

 お互いの作品を評価し合い、自分の作品をアピールする姿に接した時に授業を設計する側の喜びを感じた今日でした。

エゴマ栽培

少人数の学校での技術科の畑を卒業を前にした中学3年生に整備してもらいました。3年生の授業が今日が最後になりました。この学年の生徒とはこの畑の藍を栽培して藍のたたき染めをしたことが懐かしく思い出されました。畑で記念撮影。新年度はこの畑にエゴマを栽培して油を搾取する体験をさせたいと思っています。工房の畑もエゴマを栽培します。

 期末テストの製作や採点業務があり、軽トラキャンパーシェルの加工が進んでいませんが、今日は午後から単管パイプを使ってシェルの上げ下げを試してみました。FRPで出来ているので2本の単管パイプでも軽々とジャッキベースで上げ下げができました。テストの合間をみて窓やシェルの塗装にはいります。

木工作品

 中学1年生の【材料と加工に関する技術】での作品がほぼ出来上がり、技術室前の廊下に展示しました。上級生や先生方が見られるようにしました。技術科のアピールになればと思います。今回は材料費を2,000円以内にして製作するように材料の選択から挑ませました。設計ができても、いざ製作すると設計のミスに気づいて変更しなければいけなくなったりもしました。自由設計にしましたが、思っていた以上に良く出来ていました。面白いデザインや発想の作品もありで、こちらも楽しんだ中学1年生の授業でした。

カムプログラムロボット

 中学2年生の【エネルギー変換に関する技術】のまとめ学習としてタミヤのカムプログラムロボットを製作することにしました。中学3年でのプログラム学習の導入としてもカムでのプログラムづくりは使ます。DCモータードライバーが備わっているStuduinoで3年生の【情報に関する技術】で計測・制御につなげる予定です。

工事現場の点滅灯

 スイッチにこだわった回路学習。工事現場などの点滅灯の回路をブレッドボードでつくって、ブレッドボードに似せたボードに半田づけをします。LEDを電気的スイッチで点滅することができることだけの回路ですが、授業で作ってみます。電子部品、トランジスタ、コンデンサー、抵抗についての理解につなげていきます。非安定マルチバイブレータ回路ですが、難しいことは教えません。ここでは、トランジスタがスイッチの役目をしていることを教えます。スイッチを人はいかに工夫してきたのかにつなげます。